5-2 得意先マスタ
得意先に関する情報を登録する得意先マスタの登録、修正、削除および一覧表の作成を行います。
ツールバーの[マスタ]ボタンを押し[得意先]を選択すると得意先一覧画面が表示されます。
5-2-1 得意先一覧画面
得意先の一覧を表示し、得意先の登録、修正、削除を行います。
この画面よりで得意先を登録することができます。下記の説明で副コードと書かれている項目はシステム設定により名称を変えられますので実際は「カナ名」等と表示されています。
表示選択
得意先一覧画面での表示方法を下記より選択します。
コード順 | コード順に表示します。 |
副コード順 | 副コード順に表示します。 |
電話番号 | 電話番号の下4桁が一致する得意先を表示します。 |
表示開始
表示選択がコード順の場合は、得意先コードの先頭の何文字かを入れて[表示]ボタンを押すと、指定コード以降の得意先をコード順に一覧表示します。
表示選択が副コード順の場合は、副コードの先頭の何文字かを入れて[表示]ボタンを押すと、指定副コード以降の得意先を副コード順に一覧表示します。
下4桁
表示選択が電話番号の場合は、電話番号の下4桁を入れて[表示]ボタンを押すと、電話番号下4桁が一致する得意先を一覧に表示します。
ナビゲーションバー
一覧の右側にあるナビゲーションバーを操作することにより、得意先一覧を任意にスクロールさせることができます。詳細は「一覧用ナビゲーションバー」を参照下さい。
[編集]ボタン
編集メニュを表示します。編集メニューは一覧画面上で右クリックしても表示します。
新規得意先以外の場合は、メニューの表示の前に得意先一覧より処理したい得意先を選択しておいて下さい。
新規得意先 | 新しい得意先を作成します |
得意先変更 | 選択した得意先を修正します |
得意先削除 | 選択した得意先を削除します |
新規得意先に複写 | 選択した得意先をコピーして新しい得意先を作成します |
得意先の編集のため得意先登録ダイアログが表示されます。
詳細は「5-2-2 得意先登録ダイアログ」を参照下さい。
[印刷]ボタン
得意先一覧を印刷します。
[ファイル]ボタン
ファイルメニューを表示します。
インポート | ファイルより得意先マスタをインポートします。 詳細は「5.2.3 得意先マスタのインポート」を参照して下さい。 |
エクスポート | ファイルへ得意先マスタをエクスポートします。 詳細は「5.2.4 得意先マスタのエクスポート」を参照して下さい。 |
[閉じる]ボタン
得意先一覧画面を閉じます。
5-2-2 得意先登録ダイアログ
得意先のコードと得意先の情報を登録および修正します。
ナビゲーションバー
画面上部にあるナビゲーションバーにより得意先を順次に見ることができます。
先頭の得意先を表示します | |
一つ前の得意先を表示します | |
一つ後の得意先を表示します | |
末尾の得意先を表示します | |
新規得意先を作成します。 | |
表示されている得意先を削除します。 |
コード
得意先コードを入力します。8桁以内の半角英数字です。
副コード
副コードを入力します。16桁以内の半角文字です。
得意先名
得意先名を入力します。全角20桁(半角40桁混在可)以内です。
敬称
得意先の敬称を選択します。敬称はシステム設定で変更可能です。
タブ
得意先登録ダイアログには標準で8つのタブがあります。
基本情報 | 得意先の基本的な情報を設定します。 |
拡張情報 | 得意先の拡張情報を設定します。 |
オプション | 得意先のオプション情報を設定します。 システム設定で得意先オプション表示がONの場合のみ表示されます。 |
単価設定 | 得意先の単価に関する設定します。 |
支店 | 得意先の支店を登録します。 |
発送先 | 得意先の発送先を登録します。 |
商品情報 | 得意先の商品情報を登録します。 |
EOS | 得意先のEOS関連の情報を設定します。 ライセンスでEOSオプションが有効な場合のみ表示されます。 |
[登録]ボタン
入力した得意先を登録します。
[閉じる]ボタン
得意先登録ダイアログを閉じます。
5-2-2-1 基本情報タブ
得意先の基本的な情報を設定します。
短縮得意先名
管理表等に表示される短縮得意先名をを入力します。全角12桁(半角24桁混在可)以内です。短縮得意先名は省略可能です。省略した場合は自動的に短縮得意先名が生成されます。
担当者名
相手先の担当者名(所属等も含む)を入力します。全角20桁(半角40桁混在可)以内です。
郵便番号
郵便番号を7桁の数字で入力します。
[〒→住所]ボタン
郵便番号より住所に変換して住所欄に設定します。
[住所→〒]ボタン
住所より郵便番号に変換して郵便番号に設定します。
住所
住所を入力します。全角20桁(半角40桁混在可)X2行以内です。
電話番号
電話番号を入力します。半角14桁以内です。
FAX番号
FAX番号を入力します。半角14桁以内です。
電子メールアドレスを入力します。半角50桁以内です。
決済区分
売上時の決済方法を「掛け」と「現金」より選択します。
締日区分
締日区分を1~99の数字2桁で入力します。
集金日
締日月(当月、翌月、翌々月)と集金日(数字2桁)を入力します。
集金方法
集金方法を設定します。集金額が設定した金額以上と未満の場合に分けて集金方法を設定することができます。集金額に拘わらず集金方法が一定の場合は金額を入力せず、以上の場合に設定して下さい。
消費税計算法
消費税の計算方法を下記より選択して下さい。
締日毎 | 締日期間毎に消費税を計算します。 |
伝票毎 | 伝票毎に消費税を計算します。 |
明細毎 | 伝票の明細毎に消費税を計算します。 |
支店別 | 締日期間で支店別に消費税を計算します。 |
分類別 | 締日期間で支店別課商品分類別に消費税を計算します。 |
その他 | 消費税を計算しません。 |
消費税端数処理
消費税の1円未満の端数の処理方法を「切り捨て」「切上げ」「四捨五入」より選択します。
得意先区分1
得意先区分1の用途はシステム設定により自由に設定でき、項目名には設定されている用途名が表示されます。コード欄に得意先区分1マスタに登録したコードを入力します。該当する得意先区分1名が表示されます。コードが分からない場合はコード欄をダブルクリックするか、右側にある[…]ボタンを押すと得意先区分1一覧表が表示され、選択することができます。
得意先区分2
得意先区分2の用途はシステム設定により自由に設定でき、項目名には設定されている用途名が表示されます。コード欄に得意先区分2マスタに登録したコードを入力します。該当する得意先区分2名が表示されます。コードが分からない場合はコード欄をダブルクリックするか、右側にある[…]ボタンを押すと得意先区分2一覧表が表示され、選択することができます。
5-2-2-2 拡張情報タブ
得意先の拡張情報を設定します。
顧客管理
顧客管理の該当する項目にチェックを付けます。顧客管理項目の内容はシステム設定で変更できます。顧客管理項目にチェックを付けることにより、顧客管理時に得意先を顧客管理項目で抽出できるようになります。
帳票様式
売上伝票、請求書、送り状の印刷様式は得意先毎に設定可能です。コンポボックスより選択して下さい。コンボボックスには「システム設定」の「帳票」で設定した帳票フォーム名と「印刷しない」および「その他」が表示されます。「その他」を選ぶと一覧に無い帳票フォームを選択することができます。
売掛金残高
売掛金の残高を残高日付とともに入力します。残高日付の規定日は販売管理システムの導入時に設定したシステム利用開始日付の前日になります。残高日付はこの規定日より前にはできません。請求書や元帳は残高日付の前の期間に関するものは作成できません。
備考
得意先に関する任意の備考を入力します。全角25桁(半角50桁混在可)以内です。
計算方法
得意先に関するその他の計算方法を設定します。
売価消費税端数処理法 | 売価の消費税の1円未満の端数の処理方法を「切り捨て」「切上げ」「四捨五入」より選択します。 |
数量×単価の端数処理 | 数量×単価で算出される売上金額の端数処理方法を「切り捨て」「切上げ」「四捨五入」より選択します。 |
率単価の端数処理 | 率で算出される売上単価の端数処理桁位置と端数処方法を選択して設定します。 |
5-2-2-3 単価設定タブ
単価に関する設定します。
単価表示
得意先に対する売上単価および売価単価の単価表示を「税抜単価」とするか「税込単価」とするかを設定します。規定値は「商品設定に準拠」で、この場合は商品毎の設定に従います。
ランク設定
得意先のランクまたは掛率を商品部門毎に設定します。この設定と商品マスタの売上単価区分の組合せにより単価が決められます。
5-2-2-4 支店タブ
支店一覧が表示されます。
得意先は複数の支店を持つことができ、ここで得意先の支店を登録します。
表示開始
支店コードを入れて[表示]ボタンを押すと、指定コード以降の支店を一覧に表示します。
ナビゲーションバー
一覧の右側にあるナビゲーションバーを操作することにより、支店一覧を任意にスクロールさせることができます。詳細は「一覧用ナビゲーションバー」を参照下さい。
[編集]ボタン
編集メニュを表示します。編集メニューは一覧画面上で右クリックしても表示します。
新規支店以外の場合は、メニューの表示の前に支店一覧より処理したい支店を選択しておいて下さい。
新規支店 | 新しい支店を作成します |
支店変更 | 選択した支店を修正します |
支店削除 | 選択した支店を削除します |
新規支店に複写 | 選択した支店をコピーして新しい支店を作成します |
支店の編集のため支店ダイアログが表示されます。
詳細は「5-2-3 支店登録ダイアログ」を参照下さい。
5-2-2-5 発送先タブ
発送先一覧が表示されます。
売上伝票で入力する発送先は得意先毎に登録しておくことができ、ここで発送先を登録します。
表示開始
発送先コードを入れて[表示]ボタンを押すと、指定コード以降の発送先を一覧に表示します。
ナビゲーションバー
一覧の右側にあるナビゲーションバーを操作することにより、発送先一覧を任意にスクロールさせることができます。詳細は「一覧用ナビゲーションバー」を参照下さい。
[編集]ボタン
編集メニュを表示します。編集メニューは一覧画面上で右クリックしても表示します。
新規発送先以外の場合は、メニューの表示の前に発送先一覧より処理したい発送先を選択しておいて下さい。
新規発送先 | 新しい発送先を作成します |
発送先変更 | 選択した発送先を修正します |
発送先削除 | 選択した発送先を削除します |
新規発送先に複写 | 選択した発送先をコピーして新しい発送先を作成します |
発送先の編集のため発送先ダイアログが表示されます。
詳細は「5-2-4 発送先登録ダイアログ」を参照下さい。
5-2-2-6 商品情報
商品情報一覧が表示されます。
売上伝票で使用する商品の売上単価や相手先の商品コードおよび売価などの商品情報を得意先別に登録することができます。ここで得意先の商品情報を登録します。
表示順
商品情報一覧の表示順を自社コード順または相手先コード順より選択します。
表示開始
表示順が自社コード順の場合は商品コードを入れて[表示]ボタンを押すと、指定コード以降の商品情報を自社コード順に一覧表示します。
表示順が相手先コード順の場合は相手先の商品コードを入れて[表示]ボタンを押すと、指定コード以降の商品情報を相手先社コード順に一覧表示します。
ナビゲーションバー
一覧の右側にあるナビゲーションバーを操作することにより、商品情報一覧を任意にスクロールさせることができます。詳細は「一覧用ナビゲーションバー」を参照下さい。
[編集]ボタン
編集メニュを表示します。編集メニューは一覧画面上で右クリックしても表示します。
新規商品情報以外の場合は、メニューの表示の前に商品情報一覧より処理したい商品情報を選択しておいて下さい。
新規商品情報 | 新しい商品情報を作成します |
商品情報変更 | 選択した商品情報を修正します |
商品情報削除 | 選択した商品情報を削除します |
新規商品情報に複写 | 選択した商品情報をコピーして新しい商品情報を作成します |
商品情報の編集のため商品情報登録ダイアログが表示されます。
詳細は「5-2-5 商品情報登録ダイアログ」を参照下さい。
5-2-2-7 EOSタブ
得意先のEOS関連の情報を設定します。このタブはライセンスでEOSオプションが有効な場合のみ表示されます。
指定コード
EOSを行うに当り得意先より指定された法人コード、商品分類コード、受注企業コードを設定します。商品分類コードは新規伝票作成時の規定値となります。
受信データ
EOSで行う受信データには発注、確定、返品、値引、支払の区別があります。各データに用いる受信フォーム名と受信データファイル名を設定します。受信フォームは会社設定フォルダに置きます。
送信データ
EOSで行う送信データには納品と請求の区別があります。各データに用いる送信フォーム名と送信データファイル名を設定します。送信フォームは会社設定フォルダに置きます。
送信納品データ
EOS送信で送る納品データにはEOS受注分とEOS外受注分があります。どのデータを送るかを設定します。
同時 | EOS受注分とEOS外受注分を一つのファイルにして送ります。 |
EOSのみ | EOS受注分のみを一つのファイルにして送ります。 |
EOS外のみ | EOS外受注分のみを一つのファイルにして送ります。 |
両方別々 | EOS受注分とEOS外受注分を別々のファイにして送ります。 |
納品一覧表名
受注管理で出力する納品一覧表の名前に「出荷一覧表」または「店別納品明細書」を選択します。
5-2-2-8 オプションタブ
得意先のオプション情報を設定します。このタブはシステム設定で得意先オプション表示がONの場合のみ表示されます。
伝票区分規定値
売上伝票の伝票区分の規定値を得意先毎に設定します。この機能はオプションです。
欠品理由
売上伝票入力時の欠品理由コードと欠品理由を設定します。この機能はライセンスでEOSオプションが有効な場合のみ有効です。
得意先別商品情報オプション
得意先別商品の情報に2つのオプション情報が追加できます。このオプション情報名とオプション情報の長さを設定します。
期間消費税計算単位
消費税計算法が締日毎、支店別、支店別分類別の場合に消費税の端数処理の単位を下記より選択して下さい。
期間毎 | 締日期間毎に消費税端数を調整します。 |
伝票毎 | 伝票毎に消費税端数を調整します。 |
明細毎 | 伝票の明細毎に消費税端数を調整します。 |
5-2-3 支店登録ダイアログ
支店コードと支店情報の登録および修正します。
ナビゲーションバー
画面上部にあるナビゲーションバーにより支店を順次に見ることができます。
先頭の支店を表示します | |
一つ前の支店を表示します | |
一つ後の支店を表示します | |
末尾の支店を表示します | |
新規支店を作成します | |
表示されている支店を削除します。 |
コード
支店コードを入力します。1~9999の範囲の数字です。
支店名
支店名を入力します。全角20桁(半角40桁混在可)以内です。
短縮支店名
管理表等に表示される短縮支店名をを入力します。全角4桁(半角8桁混在可)以内です。短縮得意先名は省略可能です。省略した場合は自動的に短縮得意先名が生成されます。
郵便番号
郵便番号を7桁の数字で入力します。
[〒→住所]ボタン
郵便番号より住所に変換して住所欄に設定します。
[住所→〒]ボタン
住所より郵便番号に変換して郵便番号に設定します。
住所
住所を入力します。全角20桁(半角40桁混在可)X2行以内です。
電話番号
電話番号を入力します。半角14桁以内です。
FAX番号
FAX番号を入力します。半角14桁以内です。
店コード
EOSで使用する相手先指定の店コードを入力します。数字5桁以内です。
商品分類
EOSで使用する相手先指定の店コードを入力します。数字4桁以内です。
備考
支店に関する任意の備考を入力します。全角20桁(半角40桁混在可)以内です。
[登録]ボタン
入力した支店を登録します。
[閉じる]ボタン
支店登録ダイアログを閉じます。
5-2-4 発送先登録ダイアログ
発送先コードと発送先情報の登録および修正します。
ナビゲーションバー
画面上部にあるナビゲーションバーにより発送先を順次に見ることができます。
先頭の発送先を表示します | |
一つ前の発送先を表示します | |
一つ後の発送先を表示します | |
末尾の発送先を表示します | |
新規発送先を作成します | |
表示されている発送先を削除します |
コード
発送先コードを入力します。1~9999の範囲の数字です。
発送先名
発送先名を入力します。全角20桁(半角40桁混在可)以内です。
短縮発送先名
管理表等に表示される短縮発送先名をを入力します。全角12桁(半角24桁混在可)以内です。短縮発送先名は省略可能です。省略した場合は自動的に短縮発送先名が生成されます。
担当者名
相手先の担当者名(所属等も含む)を入力します。全角20桁(半角40桁混在可)以内です。
郵便番号
郵便番号を7桁の数字で入力します。
[〒→住所]ボタン
郵便番号より住所に変換して住所欄に設定します。
[住所→〒]ボタン
住所より郵便番号に変換して郵便番号に設定します。
住所
住所を入力します。全角20桁(半角40桁混在可)X2行以内です。
電話番号
電話番号を入力します。半角14桁以内です。
FAX番号
FAX番号を入力します。半角14桁以内です。
発送先区分
コード欄に発送先区分マスタに登録したコードを入力します。該当する発送先区分名が表示されます。コードが分からない場合はコード欄をダブルクリックするか、右側にある[…]ボタンを押すと発送先区分一覧表が表示され、選択することができます。
備考
発送先に関する任意の備考を入力します。全角25桁(半角50桁混在可)以内です。
[登録]ボタン
入力した発送先を登録します。
[閉じる]ボタン
発送先登録ダイアログを閉じます。
5-2-5 商品情報登録ダイアログ
商品コードと商品情報の登録および修正します。
ナビゲーションバー
画面上部にあるナビゲーションバーにより商品情報を順次に見ることができます。
先頭の商品情報を表示します | |
一つ前の商品情報を表示します | |
一つ後の商品情報を表示します | |
末尾の商品情報を表示します | |
新規商品情報を作成します | |
表示されている商品情報を削除します |
コード
コード欄に商品マスタに登録したコードを入力します。該当する商品名、規格、入り数が表示されます。コードが分からない場合はコード欄をダブルクリックするか、右側にある[…]ボタンを押すと商品一覧表が表示され、選択することができます。
相手先商品コード
得意先で使用される商品コードを入力します。半角16桁以内です。
売上単価
この得意先への売上単価を入力します。
売価単価
この得意先の再販価格を入力します。
[登録]ボタン
入力した商品情報を登録します。
[閉じる]ボタン
商品情報登録ダイアログを閉じます。