第2章 画面構成
スピーチエディタの画面構成を説明します。
2.1 メイン画面
編集時のメイン画面は次の様になります。
メイン画面はツールバー、編集領域およびプロパティ領域より構成されます。
2.2 ツールバー
ツールバーは次の7つのボタンより構成されています。
各ボタンを押下することで音声合成マークアップ言語(SSML)の設定、編集、読み上げ、保存などを行うことができます。
音声再生と再生停止ボタンは交互に表示されます。
音声合成マークアップ言語(SSML)ファイルを読み込みます。 ファイル選択ダイアログが表示されますで、スピーチエディタで作ったSSMLファイルを選択して下さい。 SSMLファイルの拡張子は.smlです。 読込後、編集領域にテキストおよびタグが表示されます。 |
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テキストファイルを読み込みます。 文字コードは自動的に判別します。 読込後、編集領域にテキストが表示されます。 |
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クリップボードにあるテキストをデータとして読込みます。 読込後、編集領域にテキストが表示されます。 |
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テキストを合成音声で再生します。 テキストが選択されていなければ全テキストを再生します。 テキストが選択されていれば選択されている部分だけが再生されます。 |
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音声の再生を停止します。 | |
テキストを音声合成し、WAVEファイルとして保存します。 | |
テキストを音声合成マークアップ言語(SSML)ファイルとして保存します。 SSMLファイルの拡張子は.smlです。 |
2.3 編集領域
編集領域には音声に変換する文章や文章の範囲を表わすタグや読み上げの休止を表わすタグなどが表示されます。
文章
文章とは音声に変換しょうとするテキスト全体をいいます。
文
文とは文章を「。」または改行で区切ったものをいいます。
編集領域には1つの文が1行として表示され、複数の行で文章が表示されます。
文節
文中の一部の文字列を選択したものを文節といいます。
文法的な文節とは異なる場合もあります。
文章タグ
テキスト全体の範囲を表わすタグを文章タグといいます。
編集領域の最左に表示されます。
文範囲タグ
文(行)の範囲を表わすタグを文範囲タグといいます。
編集領域の最左に表示されます。
文範囲タグは入れ子にすることができます。
文節タグ
文中の文字列の範囲を表わすタグをを文節タグといいます。
選択した文字列の上に表示されます。
文節タグは入れ子にすることができます。
休止タグ
文章の読み上げ時の休止位置を表すタグを休止タグといいます。
休止する文字間の下に表示されます。
2.4 プロパティ領域
文章タグ、文範囲タグ、文節タグ、休止タグをクリックすると、各タグに応じた属性がプロパティ領域に表示され、設定を行うことができます。
文章タグ、文範囲タグには音声および韻律に関するプロパティが設定できます。
文節タグにはコンテンツおよび韻律に関するプロパティが設定できます。
休止タグに休止時間が設定できます。