第10章 管理表作成
10.1 管理表の概要
管理表の種類
管理表は支払管理、入金管理、原価管理、会計管理に分けられ、各々ツールバーのアイコンに対応しています。
支払管理
入金管理
原価管理
会計管理
アイコンをクリックするとカテゴリ毎に管理表作成処理メニューが表示されます。各管理表作成処理は1つの画面表示と複数の帳票印刷が作成できます。またファイル出力ができるものもあります。
管理表作成処理メニューの構成は次の通りです。
支払管理
メニュー | 出力 |
---|---|
支払一覧表(支払先別) | 支払先別支払査定記入表 支払先別支払一覧表 |
支払一覧表(工事別) | 工事別支払査定記入表 工事別支払一覧表 |
支払一覧表(担当者別) | 担当者別支払査定記入表 担当者別支払一覧表 |
支払内訳表 | 支払内訳表記入表 支払内訳表 |
振込依頼書 | 振込依頼書 |
手形管理表 | 手形管理表 |
月別支払管理表 | 月別支払管理表 |
業者別発注一覧表 | 業者別発注一覧表 |
入金管理
工事入金帳 | 工事入金帳 |
入金管理表 | 入金管理表 |
月別入金管理表 | 月別入金管理表 |
原価管理
工事原価管理表 | 工事原価管理表 |
工事原価計算書 | 工事原価計算書 |
工事原価内訳書 | 工事原価内訳書 |
工種別原価内訳書 | 工種別原価内訳書 |
会計管理
支払管理表 | 支払管理表 |
工事別科目集計表 | 工事別科目集計表 |
工事台帳 | 工事台帳 |
未成工事一覧表 | 未成工事一覧表 |
完成工事一覧表 | 完成工事一覧表 |
未成工事支出金集計表 | 未成工事支出金集計表 |
完成工事原価計算書 | 完成工事原価計算書 |
仕訳日計表 | 仕訳日計表 |
仕訳日記帳 | 仕訳日記帳 仕訳データのエキスポート |
科目別明細書 | 科目別明細書 |
画面表示と帳票印刷
管理表は画面表示と帳票印刷が可能です。帳票印刷はプレビューも可能ですが、当システムの画面表示は帳票印刷のプレビューではなく、管理表を画面で見易いように構成したものです。
単一帳票と頁別帳票
管理表には支払先別支払一覧表や工事別支払一覧表のように支払先別や工事別に作成されるものと、支払内訳表のように全体で1つの管理表となるものがあります。前者を頁別帳票、後者を単一帳票と呼びます。
単一帳票と頁別帳票とては若干操作が異なります。
10.2 単一帳票の表示と印刷
単一帳票は集計条件だけを設定すれば作成される帳票です。単一帳票の例として支払内訳表で操作を説明します。
ツールバーの[支払管理]ボタンを押し、メニューより支払内訳表を選択します。集計条件ダイアログが表示されます。
集計条件ダイアログ
支払内訳表の集計条件を設定します。
支払日
支払日を設定します。
発注先の範囲(開始)
集計する発注先の範囲の最初の発注先コードを設定します。空白にすると存在する最初の発注先から集計します。
コード領域をダブルクリックするかEndキーを押すと発注先選択ダイアログを表示して発注先を選択することができます。
発注先の範囲(終了)
集計する発注先の範囲の最後の発注先コードを設定します。空白にすると存在する最後の発注先まで集計します。
コード領域をダブルクリックするかEndキーを押すと発注先選択ダイアログを表示して発注先を選択することができます。
設定(S)
設定ボタンを押すと条件が設定され、設定された条件により集計され、支払内訳表が画面表示されます。
表示画面
画面に入り切らない部分は右側および下部のスクロールバーによりスクロールさせて見ることができます。
F2 条件
集計条件ダイアログを表示し、支払日や支払先の範囲などの条件を変えて再集計します。
F5 再表示
集計条件を変えずに再集計します。データを変更した場合などに行います。
F7 印刷
帳票の印刷を行います。複数種類の印刷帳票が有る場合は選択メニューより選択します。印刷ダイアログが表示されます。
F9 閉じる
支払内訳表の処理を終了します。
印刷ダイアログ
単一帳票では印刷設定はプリンタと用紙と余白の設定のみです。設定した値はパソコン毎に記憶され次回に表示されます。
プリンタの設定(P)
プリンタおよび用紙を変更します。プリンタ設定ダイアログが表示されます。
余白(mm)
印刷用紙周りの余白を設定します。余白により印刷位置を調整することができます。
プレビュー(V)
帳票イメージのプレビューを行います。プレビュー画面が表示されます。
印刷(L)
帳票の印刷を実行します。
プリンタ設定ダイアログ
プリンタと用紙を設定します。このダイアログはOSによって異なります。
プレビュー画面
帳票印刷イメージのプレビューが行えます。
10.3 頁別帳票の表示と印刷
頁別帳票は集計条件の他に頁別の条件の指定が必要な帳票です。頁別帳票の例として支払一覧表(支払先別)で操作を説明します。
ツールバーの[支払管理]ボタンを押し、メニューより支払一覧表(支払先別)を選択します。集計条件ダイアログが表示されます。
集計条件ダイアログ
支払一覧表(支払先別)の集計条件を設定します。
支払日
支払日を設定します。
設定(S)
設定ボタンを押すと条件が設定されますが、単一帳票と異なりまだ集計はされません。
頁別条件
画面に表示する条件を指定します。
支払先(F4)
支払一覧表(支払先別)の場合は支払先の指定が頁条件となります。コード領域をダブルクリックするかEndキーを押して検索ダイアログを表示して選択することもできます。
▲▼
▲を押すと前の支払先が▼を押すと次の支払先が選択されて集計されます。
表示画面
設定された条件により集計され、支払一覧表(支払先別)が画面表示されます。
画面に入り切らない部分は右側および下部のスクロールバーによりスクロールさせて見ることができます。
F2 条件
集計条件ダイアログを表示し、支払日を変えて再集計します。
F5 再表示
条件を変えずに再集計します。データを変更した場合などに行います。
F7 印刷
集計帳票の印刷を行います。複数種類の印刷帳票が有る場合は選択メニューより選択します。印刷ダイアログが表示されます。
F9 閉じる
支払内訳表の処理を終了します。
印刷ダイアログ
頁別帳票では印刷設定はプリンタと用紙と余白の設定の他にここで集計条件や印刷範囲を設定することができます。設定した値はパソコン毎に記憶され次回に表示されます。
プリンタの設定(P)
プリンタおよび用紙を変更します。プリンタ設定ダイアログが表示されます。
余白(mm)
印刷用紙周りの余白を設定します。余白により印刷位置を調整することができます。
支払日
支払日を設定します。
発注先の範囲(開始)
印刷する発注先の範囲の最初の発注先コードを設定します。空白にすると存在する最初の発注先から集計します。
コード領域をダブルクリックするかEndキーを押すと発注先選択ダイアログを表示して発注先を選択することができます。
発注先の範囲(終了)
印刷する発注先の範囲の最後の発注先コードを設定します。空白にすると存在する最後の発注先まで集計します。
コード領域をダブルクリックするかEndキーを押すと発注先選択ダイアログを表示して発注先を選択することができます。
プレビュー(V)
帳票イメージのプレビューを行います。プレビュー画面が表示されます。
印刷(L)
帳票の印刷を実行します。
プリンタ設定ダイアログ
プリンタと用紙を設定します。このダイアログはOSによって異なります。
プレビュー画面
帳票印刷イメージのプレビューが行えます。